思えば去年は台風の当たり年で、毎年天候に恵まれていた吉野川フライインも当日ちょうど台風がやってきてやむなく中止となりました。また、その後も何度も台風の被害を受け同会場で予定していたFLM日本選手権も開催出来きませんでした。
しかし、今年は2日間ともしっかり飛べて、楽しく吉野川フライインを行うことができました。そして、11月には念願のFLMとJHFとジョイントした日本選手権を行う予定です。
吉野川市の県民グランドには前の日の金曜日から来て下さったか方もいて、早くからいっぱい飛ぶぞとのムードです。昼からとの連絡があった人も「早く着いちゃいました!」と、積極的です。それではと1人、2人と飛び始め空にキャノピーの花が咲きました。
みんな盛り上げようと色々工夫しています。吹流しを引っ張って飛んだ人もいました。スパイラル旋回やローパスとパフォーマンスには事欠きません。
中でも兵庫県から参加している前田さんがスモークを吐き出しながらローパスそして反転しまたローパスと飛び回ります。予告無しに突然だったので、あわててカメラを探し写真をとりました。(上手く取れたかな?)
話には聞いていましたが、見たのは初めてと言う人が多く、大いに盛り上げてくださいました。
徳島名産の半田そうめんで昼食をとったあとも、少し曇った天気は暑さもほどほどで、タンデムやソロフライトと存分にフリーフライトを楽しみました。
夕方に恒例のゲームフライトをしました。ルールは簡単、吹流しで決められたコースをいかに早く回るかと言う競技です。スケートのショートトラックを想像してもらえれば良いとおもいます。
よーい、ドンで全員がコースをくるくる回るだけの簡単な競技ですが見てる方も、飛んでる方もとっても面白いものです。ポイントは周回遅れが出るように距離(回数)を設定することです。
2面あるグランドのどこからでもテイクオフしても良い事とし、クラッカー音と旗が振られたのがスタートの合図です。キャノピーを広げる場所から勝負が始まっています。一番前が有利ですが、そこは皆が集中します。隣の人がテイクオフを失敗すると巻き添えを食います。それを嫌ってずっと後でキャノピーを広げる人もいました。
風はそこそこあったので、後向きでかまえる人と前向きで構える人に別れましたが、後向き(クロスハンド)で構えていた人はスタートのクラッカーの音がエンジン音で聞こえなく、他の人がテイクオフするのを見てあわててテイクオフ。(この差が大きいか小さいか?)
私も後向きで構えていた一人で皆がテイクオフをするのを見て後を振り返りフラグが振られているのを知ったのです。テイクオフして先頭を確かめると、もう半周ぐらい遅れていました。スピードバーを目一杯踏み込んで後を追いましたがとうとう追いつけずに終了となりました。

夜のバーベキューは今回担当した三木さんのこだわりで、美味しさを追求したお肉です。そのため分量が少なかったかも知れませんが許してください。
翌朝は8時から誰が言い出したのか「空の遠足」として20kmから40kmの距離飛行となりました。朝は風が弱かったのでテイクオフの技術が現れます。このように同じ条件で一緒に行うと自分の技術がどうなのかチェックするのには良い機会となりました。山飛びパラは競技会などでその様な機会も多いのですが、PPGをしている人はなぜか自分のフライトエリアから出ない人が多く残念です。
いつも思うのですが色々なタイプの参加者がいますね。レポーターの様に手帳にペンを持って質問ばかりしている人、聞くとエリアから1人だけ参加していてエリアに帰って話をする為だそうです。何処かのエリアで見た顔ですがフライインには参加せず忍者の様にちょっと離れた所で覗き見している人もいます。でも、気張らず気楽に参加出来るのがフライインの魅力です。ちょっとした工夫や方法をしる事でフライトの幅を広げる事になります。例えば、スロットルレバーの持ち方、ハーネス調整などこれだけでもテイクオフが数段楽になりますよね。それ以上の収穫は他のエリアのPPGパイロットと友達、知り合いになれる事とと思うのですが皆さんはどうですか?
来年は是非、気軽に参加をしてください。お待ちしています。
前田さんは一昨年のフライインではわざわざ「吉野川フライin」と言う垂れ幕までこしらえてくれていました。垂れ幕にも色々ノウハウが必要との事ですが、今年のPPGでのスモークフライトは参加者の興味を引き、自然発生的にスモークの出し方の教室見たいなことが始まりました。講師役は当然、前田さんです。
最初スモークは発炎筒に点火して煙を出すものと思っていた人もいましたが全然違います。
きっかけは但馬空港フェスティバルでロック岩崎さんのスモークフライトでした。それを見てロックさんのメカニックさん(写真)にどうなっているか見せてもらい同じ様に自分のPPGも改造したそうです。
改造は、マフラーの途中に穴をあけ、ここからスモークオイルを注入します。エンジンに近すぎたり、遠すぎたりすると上手く煙になりません。適当な排気ガスの温度が必要との事です。(基本的には間隔をずらして数箇所あけて色々試しベストな位置を決めます)
スモークオイルの注入には模型のオイルポンプを利用しています。アクセルレバーに追加したトルグスイッチで操作し、スイッチONでスモークが出て、スイッチOFFでスモークが止まります。
スモーク用スイッチ
オイルポンプとバッテリー
スモークオイルのタンク(2リットル)
また、オイルの番手も色々あるのでここで紹介しておきます。
FLMの日本選手権とJHFのMPG選手権を一緒に開催することとなり、名称を「吉野川ALLJAPAN」としました。
パワードパラグライダー、モーターパラグライダーを合わせて、文字どうりALLJAPANな大会を目指します。